日頃より、当連盟の事業推進にご理解ご協力を賜り衷心より厚く御礼申し上げます。この度、津久井剣道連盟の会長を拝命し、日に日にその重責を痛感しております。
当連盟は、先人の先生方の計り知れないご努力により、昭和50年11月に創設されました。当時、私は小学5年生で、ただひたすら週3回の稽古をするだけでしたが、当連盟が創設されたことにより、大会に出場したり、級審査を受審することができるようになりました。今でも、初めて出場した大会の事は、鮮明に記憶しています。
当連盟は、昨年50周年を迎えました。このような歴史ある当連盟の会長に就任致しますことは、誠に光栄であり、身が引き締まる思いであります。未熟ではありますが、私の今までの剣道人生における「会員、指導者、保護者、役員の4つの経験から学んだ視点を活かし、当連盟の発展に尽くす所存でございます。
ここ数年は、少子化などの影響により、会員数が減少傾向にあり、今後も一層深刻な状況が予想されます。これらの課題を指導者の皆様、役員の先生方等のお力をお借りしながら、当連盟の目指すべき将来に向け、取り組んで参りたいと考えておりますので、皆様方のご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。
令和七年 六月
津久井剣道連盟 会長 井上 和明