津剣DIARY
2026年2月21日(土) 2月期合同稽古
春を思わせるような日中の陽気から、気温が一気に10℃近く冷え込んだ中、2月期の合同稽古が津久井生涯学習センターで行われました。冒頭、昨年11月の称号審査にて合格された小野方資錬士、嶋﨑亘教士に井上会長から免状が授与されました。続いての会長挨拶では2月11日に行われた「県央えびな少年少女剣道オープン大会」に津久井から11名の小学生が参加したことに触れ、「津久井の選手の戦績は残念ながら奮わなかったが、決勝に進出した選手の試合ぶりを拝見していると、しっかりと構えて静かに相手の様子をうかがい、一度打ち出せば一本を決めるまでひたすら打ち続けるような激しさを感じた。その様は戦国武将の武田信玄の旗頭であった「風林火山」の言葉を地で行くものであった。この境地を目指して稽古に臨んでいきましょう」とのお話がありました。
参加者は40名強とやや少なめではありましたが、嶋﨑先生のリードのもと、準備運動から素振り、面をつけて六段以上の先生方が元立ちとなって切り返し~基本打ち~打ち込み稽古~休憩~指導稽古~互角稽古という内容で稽古が進められました。
終礼の講評では、力武副会長より以下のような話がありました。「2月1日に相模原市で行われたNHKのど自慢に出場しました。この経験を通じて2つお話することがあります。私がのど自慢に出場した理由は、中学生当時に好きだった歌手がゲストでやって来ることを知り「会いたい」と思ったからです。自分がかつて好きだったことが、40年以上も経って誰もがし難いような経験をすることに繋がりました。小中学生の皆さんが「今、好きな事」を大切にしておくと、将来思いがけず良い経験をすることができるかもしれません。そして、実際にテレビの生放送で「歌う」という経験は、剣道の試合や審査において「自己表現」することに繋がることと思いました。皆さんも「剣道を生活に活かし、生活を剣道に活かす」ことを実践されると良いと思います。」
今回の合同稽古には上野原市剣道連盟の先生方にもご参加いただき、会員にご指導をいただくと共に、大変盛んな稽古を頂戴することができました。どうもありがとうございました。
3月の合同稽古は3月21日(土)18:00より津久井生涯学習センター体育館にて行います。年度末のお忙しい時期とは思いますが、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
2026年3月8日(日) 第16回 梅花剣道大会
陽春の日差しが差し込む穏やかな陽気の中、恒例の梅花剣道大会が鳥屋地域センターで行われました。
この大会は、段位、性別不問で40歳以上の方を対象とした個人戦です。なかなか試合に参加する機会が少ない一般剣士に試合経験を積んでいただくこと、全員で交代で審判を行うことで、その技量向上の機会とすることをねらいとして、今回で16回目を迎えました。(新型コロナウイルス感染予防のため3年間中止しています)
開会式では、井上会長よりご自身の経験を基に次のようなお話がありました。
私は試合に臨む上で自分なりの次のような「こだわり」をもっている。食事は数日前に肉類を、前日は炭水化物を多めに摂り、当日は消化の良いものを摂る。当日の朝は朝風呂に入り、身を清めると共に体の代謝を良くするようにしている。竹刀の柄皮は表面がざらついているものを用いる。また、鍔も竹刀を振ってみて、その日の調子に合わせて選ぶようにしている。自分ののこだわりを基に最善の準備をして試合に臨むことが大切だと常に思っている。」
出場者は少ないながら、日頃稽古を積んでいる手練れの剣士たちが揃い、予選リーグから決勝トーナメントまでを戦いました。70代から40代までの選手たちが、決して気を抜かず、また相手に臆することなく真剣勝負を繰り広げました。
決勝戦は同門対決となりましたが、一進一退の攻防から、最後は力武選手が試合巧者の板野選手を面返し胴に切って取り、自身三度目の本大会優勝を飾りました。
本大会の優勝賞品は、いつの頃からか「お米」になっていて、優勝者は喜んで持ち帰りました。
来年度は、40歳超えの会員の参加をより多くお願いしたいと願っています。