陽春の日差しが差し込む穏やかな陽気の中、恒例の梅花剣道大会が鳥屋地域センターで行われました。
この大会は、段位、性別不問で40歳以上の方を対象とした個人戦です。なかなか試合に参加する機会が少ない一般剣士に試合経験を積んでいただくこと、全員で交代で審判を行うことで、その技量向上の機会とすることをねらいとして、今回で16回目を迎えました。(新型コロナウイルス感染予防のため3年間中止しています)
開会式では、井上会長よりご自身の経験を基に次のようなお話がありました。
私は試合に臨む上で自分なりの次のような「こだわり」をもっている。食事は数日前に肉類を、前日は炭水化物を多めに摂り、当日は消化の良いものを摂る。当日の朝は朝風呂に入り、身を清めると共に体の代謝を良くするようにしている。竹刀の柄皮は表面がざらついているものを用いる。また、鍔も竹刀を振ってみて、その日の調子に合わせて選ぶようにしている。自分ののこだわりを基に最善の準備をして試合に臨むことが大切だと常に思っている。」
出場者は少ないながら、日頃稽古を積んでいる手練れの剣士たちが揃い、予選リーグから決勝トーナメントまでを戦いました。70代から40代までの選手たちが、決して気を抜かず、また相手に臆することなく真剣勝負を繰り広げました。
決勝戦は同門対決となりましたが、一進一退の攻防から、最後は力武選手が試合巧者の板野選手を面返し胴に切って取り、自身三度目の本大会優勝を飾りました。
本大会の優勝賞品は、いつの頃からか「お米」になっていて、優勝者は喜んで持ち帰りました。
来年度は、40歳超えの会員の参加をより多くお願いしたいと願っています。
優 勝 力武 国広(藤野錬心会)
準優勝 板野 篤志(藤野錬心会)
第三位 小野 方資(城山剣友会) 臼井 秀治(藤野錬心会)